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2020月10月の記事一覧

憩う

朝晩と涼しくなりすっかり秋らしくなりました。近くの田んぼのカエルの合唱もいつの間にか聞こえなくなり、稲刈りを終えた田んぼも暫し一休み。人もまた同じく、たまには休むことも必要ですね。休憩したらまた気持ち良い汗をかいて、歩んでいくのみ。疲れたらまた一旦お休み。

先日思い立って妻と二人で高千穂に行ってきました。高千穂には何度か足を運んだことがあるのですが、丁度その頃、高千穂にまつわる神話の本を読んでいたので、見方が変わってとても面白く興味深く観察できました。道中地元の方々との何気ない会話や挨拶が清々しく、今日はここに訪れて良かったと思いました。まだまだ知らないことで溢れていると思うと、明日が楽しみになってくるようです。

h.

紡ぐ

その空間に足をはこんで自分の目で見て触れて感じる事で、その人がどのような想いや風景の中でモノを作りだすのか?そこにある物語りは何か?その人が紡いできた人生に思いを馳せるのが一番楽しい。

その人やモノがもつ目には見えない大切ななかみをちょっとだけ覗いてみたような気持ちになり、幸福となる。

星の王子さまにでてくるキツネが伝えたように、—ものは心で見る。肝心なことは目では見えない。—費やした時間の分だけキミにとって大事なんだ。—

同じ時間を過ごし、大事にすることで改めて本当のよさがわかってくる。いつまでも真理を忘れないように。

m.

samulo

samulo展 – jewelry exhibition – at Re;li

Re;liさんにて先日開催されましたsamulo展 jewelry exhibitionの撮影を担当させていただきました。毎回samuloのデザイナー宮本さんとRe;liさんの作る空間に心揺さぶられます。色んな気づきを与えてくれます。今回の展示では天井から吊るした流木を組んだオブジェにジュエリーを装飾するものでした。この展示方法によって誰かがジュエリーを手にしたとき、オブジェにゆっくりとした揺らぎが生じます。この揺らぎが僕にはなんとも心地よく感じました。不規則な動きというか、流動的なものに惹かれるのだと改めて気付かされた展示でした。

先日ある作家さんとお話する機会があり、そのお話がとても興味深く僕の中で腑に落ちた点がいくつもありました。感じては自分の中に落とし込み納得し、固めることは無く、また新しく感じたことを受け入れ自分の中に落としこむ。自分の芯となる部分は大切にしながら、時には強く硬く結びつつ、いつでも自分の手で解くことができるような自分でいたいと思いました。

h.

 

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