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駆ける

淡青を駆ける。どこまで行けるか、どこまで行こうか。足跡はやがて海に溶けていく。

見せたい景色

先日の事、撮影の帰りに見た海がとても良かった。運転していたのだけど、窓から見える景色があまりにも良かったので途中引き返して車を浜辺のスペースに寄せて写真を撮った。力強い白波がいったりきたり、既に水平線の向こう側へ消えていった太陽の光をわずかに残して赤紫に染まる海面と、小さい石がぶつかる音。わざわざ戻って良かった。こんな海にまた出会ったら今度は海が好きな息子や娘にも見せてあげたい。

Ruimeme 2022 AW

Ruimeme 2022 A/W Collection

model : KYOKA

濱ちゃんちの家族写真

「濱ちゃん」とは僕の専門学校の同級生だ。当時は学校よりも毎日スケボーに夢中だったので、専門学校に親しい友人は数名しかいなかった。濱ちゃんはその中の一人で、音楽の趣味が一緒で同じHIPHOPのアーティストの話で盛り上がったり、当時住んでいた競輪場近くの古いアパートでターンテーブルを触って遊んだ。その後、卒業してから濱ちゃんはデザイナーとして福岡へ、僕はデザイナーではなく映像制作会社のカメラマンとして熊本で働くことになり、その後数年は会うことは無かった。

再会したのは数年前、撮影で熊本の広告代理店を訪れた時。久しぶりに会った濱ちゃんは学生の頃と全然変わらなかった。周りの人を楽しませようとふざけているように見せているけど、実際はすごく真面目で繊細で、優しい男だ。今は独立してBRYSという会社を立ち上げてデザイナーとして熊本で活動している。

先日の事、そんな濱ちゃんから「親父が長く家業としてきた鉄工所を閉めることになったから最後に親父を撮影してほしい」と連絡があった。同級生からの撮影依頼は何か嬉しいやら照れ臭いやらで、なんとも不思議な高揚感がある。それに、そんな節目に家族みんな集まって写真に遺すなんて、最高じゃないか!撮影当日ワクワクして濱ちゃんの実家の天草へ車を走らせた。

濱ちゃんちの家族は僕が想像していたような笑顔の素敵な家族だった。実家だからか、いつもより少しだけ落ち着いて見えた濱ちゃんが見れてなんか嬉しくなった。

ご飯を食べながら思い出話をしている時、親父さんはその日一番嬉しそうに笑っていた。

le fine

kimono : le-fine

hairmake : Yumiko Ohno

 

竹林へ

今年の初め、市原さんの竹林へ。

随分と久しぶりに入った竹林。「パンッ、パンッ、」と竹を焼く音がとても懐かしかった。小学生の頃、じいちゃんの手伝いで竹林に入った時によく耳にした音。甘いものが好きだったじいちゃんは帰り際にはよくお菓子やチョコレートをくれて、二人でそれを食べながら山を降りた。

kurasukoto

Model: mai

HairMake: Rurika AmadaMINT MAISON

orbe(haruka nakamura+gen tanabe)×Meadow Tour 2022 「遠い声」

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June 2022

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